予防ケアとは
「歯医者さんはむし歯を治療する怖いところ。だから、なるべく行きたくないし、痛くなかったら行かない」。…そんな風に考えていませんか? 当院は、むし歯を治療するためだけに通う歯医者さんではありません。口腔ケアは歯が生える準備期間である0歳からスタートします。むし歯にならないように、お口を健康に保つために、早い段階からの予防ケアは非常に大切です。
予防ケアには、どのようなものがあるのでしょうか。すぐに思いつくものに、ご家庭での歯磨きがあるかと思います。じつは、この何気ない歯磨きも重要な予防ケアのひとつです。正しい方法を覚え、丁寧に磨いていくだけでも、虫歯や歯周病を予防する効果は高まると考えられます。また、甘いものを摂取しすぎない、規則正しい生活をするといった、生活習慣の見直しも予防ケアだといえます。虫歯や歯周病の予防はご家庭でも実践できますが、健康なうちから歯科医院で健診を受けるサイクルができると良いでしょう。
予防ケアには、どのようなものがあるのでしょうか。すぐに思いつくものに、ご家庭での歯磨きがあるかと思います。じつは、この何気ない歯磨きも重要な予防ケアのひとつです。正しい方法を覚え、丁寧に磨いていくだけでも、虫歯や歯周病を予防する効果は高まると考えられます。また、甘いものを摂取しすぎない、規則正しい生活をするといった、生活習慣の見直しも予防ケアだといえます。虫歯や歯周病の予防はご家庭でも実践できますが、健康なうちから歯科医院で健診を受けるサイクルができると良いでしょう。
予防歯科
当院では、次のような予防歯科を行ないます。
定期健診
ライオン株式会社の2014年の調査では、日本で直近1年間に歯科医院で健診を受けなかったという回答が、57.5%に達しました。歯科医院は治療のためだけでなく、予防のために行くという意識もぜひもっていただきたいと思います。定期的に来院していただき、虫歯チェックや歯の生え変わりチェック、歯並びの状態などをチェックしていきます。異常があれば早期に対処できるようにしていきます。
PMTC
毎日しっかり歯みがきをしても、歯の汚れは取り切れないことがあります。歯科医院でお口の中を隅々まできれいにするクリーニングをPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)といいます。専用のブラシや薬剤を使い、歯の表面にしつこく付着した歯垢を取り除いたり、着色を除去してきれいにします。クリーニング後に舌で歯を触ると、ツルツルになるのがわかると思います。これにより、歯垢が付着しにくくなって虫歯や歯周病の予防になります。
フッ素塗布
乳歯、生えたばかりの永久歯は質が弱く、虫歯になりやすいため、定期的に高濃度のフッ素を塗布して虫歯に負けない歯を作っていきます。効果を持続させるためには3ヶ月ことくらいの塗布を続けていくことをおすすめします。フッ素は自然界に広く存在している元素で、野菜や牛乳、海産物にも含まれています。その虫歯予防効果の高さから世界中の歯科医院で使用されています。お子さんに安全な濃度のものを使用し、体に危険はありませんので、ご安心ください。
シーラント
シーラントは、生えたばかりの奥歯の溝にコーティングを行い、虫歯を予防するものです。生えたばかりの奥歯というのは、溝が深く、歯の質もまだ弱いため虫歯のリスクが非常に高いため、溝をカバーしてあげることで虫歯を効果的に予防することができます。ただし、削って詰めるものではありませんので、次第に欠けたり外れてしまうこともあります。そのため、シーラント後も定期的に検診が必要です。
歯みがき指導
丁寧な歯磨きを心がけている方でも、磨き残しがあるものです。歯並びや歯の状態はひとりひとり異なるので、歯ブラシが届きづらいところがあると、歯垢がどんどんたまってしまいます。当院では、患者さまの日々の予防ケアが向上するよう、歯磨き指導を実施。歯ブラシの持ち方から汚れがたまりやすいところの磨き方まで、実践的に教えます。ご家庭で試していただくと、次の健診ではよりきれいになっているケースがたくさん見られます。